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January 04, 2006

「謎のプリンス」の謎

ハリー・ポッターの邦訳書の予約が始まったとのこと。もう英語版を読んじゃったので関係ないとはいえ、邦題が気になる。

原タイトルはHarry Potter and the Half-Blood Princeだったのが、邦題は『ハリー・ポッターと謎のプリンス』になっている。「混血」という言葉がときとして差別的表現につながることはある。でも、ハリー・ポッターという話はそもそも、かなり差別的な世界が描かれている。「純血」の魔法使いであるドラコが、「混血」のハーマイオニーを「汚れた血」と呼んでいじめたり、差別したりする場面はしょっちゅう。ハグリッドが巨人族の「血」を引くとか、ハリーがマグルの「血」を引くとか、そういうのがやたら出てくる。

それなのに、いまさらタイトルだけ「混血」を使わないのはどうなんでしょうね。べつに「どうしても混血にすべき」とは思わないけどね。しかし、それにしても「謎のプリンス」というフ抜けた表現はどうかと思う。 

「ハーフ」という表現にも「なんで半分なんだ」と不満を表明する人がいて、「ダブル」と呼ぼうという運動がある。そのせいか、このごろハーフという言葉はほとんど聞かれなくなった。昔は、ゴールデン・ハーフなんていうアイドル・グループがいたものですが。

一方、沖縄では、アメリカ人とアジア人の混血の人びとが「アメラジアン」と自称している(自称なんだと思うが)。自分でそう称するのだから、かまわないとは思うのだけど、「アメラジアン」という語感も、私はどうも好きになれない。たんなる耳慣れない造語に対する違和感なのかなぁ? 「MOTTAINAI」とか、「ほっとけない」という言葉にもなんとなくむずむずする感じがあって、なかなかしっくりこないのである。しかし「混血」ということばにむずむずしちゃう人もまたいるんでしょうね、きっと。

ところで、映画の『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』も見てきた。が、これも映画そのものはさておき、字幕がどうも下品に感じられて、ひっかかった。子供向けに親しみやすさを出そうという意図なのかもしれないが、ややくだきすぎではないだろうか。格調高く、とはいわないけれど、せっかくイギリスの寄宿舎の話なんだし……。

ま、翻訳者という職業柄、チェックが厳しくなるのはしかたがない。

映画そのものは、あの長い話をよくまとめたとは思うが、やはり細部の説明が不十分ではないだろうか。もちろん、原作を読んでいる人向けにはしょってあるんでしょうが。読んでいないとどうなんでしょうね。私はすでに読んじゃってるので、読んでないとどうなのかがよくわからない。映画を観てから本を読むと、ああ、そうだったのか、と納得いくかもね。夢に出てくる屋敷の説明なんか何もなし。マッドアイは、私のイメージではもっと小柄で痩せていて基地外地味た(変換できず←これも差別語)男という感じだったが。

ヴォルデモート役にレイフ・ファインズ、女性記者にミランダ・リチャードソンと、ほんとにイギリスの舞台俳優総ざらえという豪華配役である。それだけに、セリフの格調高さはやはり欲しいところ。

あとは、ロバート・カーライルとユアン・マクレガーとアンソニー・ホプキンス、それにショーン・コネリーなんかが出るといいんじゃないでしょうか……もう、新たな登場人物はそんなにいないか。

余計なお世話ですが、ハリーの初恋の相手のチョー(だっけ?)はもう少し美少女だといいんだけど。あと、ジニーもね。この次の作品までに、もうちょっと磨いておいてください。


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January 01, 2006

福餅をもらう

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結局、近所の神社探訪に出かけてきた。着いたら、なんと人がざわざわいて、行列を作っている。
除夜の鐘が鳴りはじめてから先着1000人に福餅を配っているそうだ。ボランティアの整理員のおじさんに「もらえるかしら?」(数が)と訊いてみたら、「もらえますよ、でも30分くらい待つかも」というので、最後尾に並んで待つこと30分。あと30個というところで、ぎりぎりもらえた。

もらえただけでもラッキーということか。欲はないのである。が、お賽銭はケチる。

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福餅の袋に印刷してある数字が当り番号だと凧や破魔矢をもらえるのだが、一番ちがいで外れ。今年も、くじ運はないようです。いいのです。変にあたると、よくないものにも当りそうだから。

お参りしてからお神酒をもらって帰る。おみくじは赤間神宮か波の上神宮で引くことにしているので、パス。でも、今年はどっちもお正月のあいだには行かれない。

並んで待っていたので寒くなり、帰りは目だし帽ですっぽり顔をおおって歩いた。われながら妙な風体である。

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2006年、今年もよろしく

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紅白歌合戦なるものは、Pのつく歌手だけを見て、あとは淡々とホームページ更新作業などをしていた。
年は明けたらしいが、眠いのと、近所の神社を探訪しにいきたいのと、どっちにしようか迷う。
2006年の抱負は「淡々と」である――毎年かわんないじゃないか、と自分でつっこむ。

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